物語 
 ★体験版は、完全版の動作確認版で、１８歳以上対象です。 こちらは途中までの収録です。 ゲーム紹介動画は、体験版からも見ることができます。 紹介動画  ☆フリーは一般、全年齢対象（アダルトなし） （一部光久編のシナリオが異なります。それ以外は完全版と同じです） 下記は体験版の内容を含んでおります。 ゲームを楽しみたい方は、先にフリーか、体験版をどうぞ♪ 俺の名前は、芦田光久〈あしだ みつひさ〉 帝国セミナーという塾で講師をしている。 講師とはいっても、今の日本はお国だけでは教育が回らず、 塾の存在が学校以上に大きくなっているから教師と同じ立場でもある。 そこで主に社会を教えているのが俺だ。 さて、俺自体は平凡な男で、日々を淡々と生きてきたのだが、 ある日、俺のじいさんである五十吉から不可思議な荷物が送られてきた。 じいさんは元軍人なんだが、霊子工学の権威でもあって、昔から変な研究ばかりやっていたが、 おじいちゃん子だったこともあって、今でも仲がよい。 そのおかげで、俺も霊子工学や、霊的知識を学ぶことになってしまったが、それもまた縁だろうか。 ただ、その送られてきたものが、まったくもって不可解かつ、迷惑なものだった。 なぜかって？ そりゃ… セキュリティーに戦術核を使ってやがるんだ！ 一歩間違えば核融合が起きるそうだ。いやいや、危ないって。 まあ、なんとか箱を開けることに成功した、というよりは、勝手に開いたんだが…、 問題はその中身だった。 その中身は、なんと女の子だった。  おいおい、そんなネタってどこかで聞いたことあるぞ。 しかも、動力源は戦術核を応用した、乙女ハートとかいう中二病的ネーミングの危ないものだ。 さらにその子は、なぜか戦争がまだ続いていると思っており、 じいさんから愛国主義教育を施されていた。 戦争が終わって半世紀も経つのに、時代錯誤もはなはだしい！ はっきり言って、俺が世界で一番嫌いなものだ。 どうやら、この子は初めて地上生活を送る霊だそうだ。 精神構造も柔軟で、教えられたことを素直に受け入れてしまう。 子供の教育がいかに重要かがわかる一例だろう。 突然、女の子を預けられた俺は困惑したが、 教師という職業柄か、はては彼女への不思議な親近感からか、 彼女を教育して更生させようと決意したわけだ。 この物騒な乙女ハートとやらも、愛を与えるとそれを動力源にするらしいから、 核も同時に封じられるし、一石二鳥というものだ。 ひたすら愛してあげれば必ず立ち直ると信じてやまない。 このままじゃいつ爆発するかわからないので、ご町内の皆様の安全も預かる身となったわけだ。 そんなこんなで、俺と彼女の共同生活が始まったのだが… 前途多難の気配がプンプンしている！ 今後、どうなっていくのだろうか…かなり心配だ。 それでも俺は諦めない。子供たちの自由な思想を守るために戦うぞ。 俺は英雄ではないが、絶対に負けられない小さな戦争なのだ。 登場人物            
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